うさぎ徹のこくご教室

高校・予備校・大学・東京アカデミーで講義している兎城 徹が、『賢くなりたいすべての人へ』役に立つコンテンツを書いていきます。

『事実は小説よりも奇なり』(小説指導は難しい)

現代文の問題には、評論文と小説という2ジャンルがある。多くの受験生とって苦手意識の高いのは評論文だろう。では、指導するのが難しいのはどちらのジャンルだろう? 私は『小説』だ。理由は、小説指導は突き詰めると『共感力』に辿り着いてしまうからだ。 …

疑問なきところに納得なし(古文の無痛治療)

えらく間が空いてしまいました。楽しみにして下さってる皆さん、ゴメンなさい。 しかも、久々に復活したと思ったら古文の話(笑) でも、きっと『目からウロコ』の役に立つ話なのでお付き合い下さい。 受験指導については、現代文、古文を問わず、『無痛治療』…

頑固さと共感、出会い

教員採用試験には『集団討論』というのがある。要は『初対面の人と短時間でこんなにうまく話ができるようになりましたよ』とアピールするテスト。 人は自分の意見を変えたくないものなんだろうか? 人類の知見でさえ、時代とともに大きく変容してきた。況ん…

ICT化された学校

今年から出講する新しい学校。 教室には短焦点型プロジェクター、生徒には一人一台タブレット。各教室の機材は大学並だ。次世代型ICT「Information and Comunicaion Technology」活用事例。 ビジュアルを活用したアクティブラーニングが展開できる。

水場に連れて行く事はできても

昨日の予備校の授業で、浪人生クラスの雰囲気がイマイチ気に入らない。集中度が足りないんです。 いやしくも関学や同志社、立命館や関大を目指して勉強しようとする受験生として、そんな事で良いのか!と。 そこで、こんな話をしました。 “馬を水場に連れて…